玄関横の人目につく植栽スペースなのに、生育不良でみすぼらしいわ。
なんとかしたいと思ったことは、ありませんか?
植木を元気にさせることは、意外と難しいですよね。
そこで、今回は人目につく玄関横の植栽スペースのリフォームを紹介します。また、庭造りの節約
方法も掲載していますので、ぜひ参考にして下さい。
施工❶ まずは、現状紹介
- 玄関横の植栽スペースは、5.5㎡。
- 現状の植栽は、写真の左側からソヨゴ(株立)H2.0m、斑入りマサキH2.0m×3本、トキワマンサクH2.0m、ソヨゴの後ろにヤツデH0.8m。下草は、ツタがブロックに垂れています。
写真を見てわかるように、マサキの真ん中から下枝が少なくて、ソヨゴもヤツデがあるので、ごまかしていますが、下枝はありません。これが、この場所の“みすぼらしい”原因です。
施工❷ なるべく低予算&きれいに変わる作業内容(提案)
- トキワマンサク意外の生育不良の植栽(ソヨゴとマサキ)と生長速度の速いヤツデは根から掘り上げます(抜根作業)
- 支柱の丸太2本、竹は、撤去。
- 右の写真は、門横のレンガ花壇にキンモクセイが植えてあります。このキンモクセイを空いたスペースに移植します。
- 外側のブロックの上にレンガを一段積み、内側は、カーブを取り入れて、花壇風にします。
- 植栽スペースの後ろの砂利を化粧砂利に変える。
施工❸ できることをやると…節約作業
ご夫婦で色々な作業をして、費用を浮かせました。
- ソヨゴ、マサキ、ヤツデ、ツタの枝葉と幹のゴミ片付けと処分。
- 掘り上げたソヨゴ、マサキ、ヤツデの根についている土を落として、ノコギリで細かく処分。
- 丸太、竹の処分。
- レンガ積みのモルタル(セメント+砂+水)作りと目地入れ&目地切り作業。
- キンモクセイの移植の手伝い。
- 化粧砂利を敷く前の雑草対策として、防草シートを張る作業
作業内容では、分かりづらいので、金額にすると、約60,000円(人件費+処分費)の節約になります。

施工❹ やりながらベストな選択!作業変更
キンモクセイを移植して、思いのほか立派だったので、新しい植栽をやめて、お庭にあるアジサ
イを移植しました。。
←お客様のご希望で、キンモクセイの移植後には、ハナミズキからシマトネリコに変更。
キンモクセイの剪定は、花が終わったあとの11月ころに行ないます。→
↓植栽スペースの裏側
ブロックの上に1段のレンガがアクセントとなって明るく見えます。将来的に植木の生長を考えて、本数は、少なく、木の間隔を広げました。
まとめ
いかがですか?
一緒に作業すると、色々な発見に出会えたり、なるほどと感じたりして、楽しくお庭づくりができたと思います。こちらの施工例は、施工事例の「ワンくん参加?家族でわいわいできる庭作り施工例」に掲載してあります。