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ベタベタには、要注意!初めて自分でやるコニファーの剪定
2018/03/31
コニファーの剪定をする上で、コニファーの習性を知っておくことは、重要です。
なぜなら、その習性で準備するものが、変わってくるからです。しかし、どうやって調べていいか、わからない。
そこで今回は、初めてコニファーの剪定を、考えてるあなたに、コニファーの習性を1つご紹介します。
作業を行なう前に、知っておけば、無駄な費用が抑えられます。
コニファーの剪定で、写真1,2のようなベタベタするジェル状には、要注意!
(注)写真をクリックすると、拡大します。
なぜなら、このジェル状が、服や手袋、くつなどに付着すると、洗濯しても、取れません。
又、手袋に付いたことを、うっかり忘れて、はさみや鋸(のこぎり)などの道具類やフェンスや扉に触ってしまうと、触ったものがベタベタになってしまいます。
それと、切った後の枝をゴミ回収に出す時も、タイルやコンクリートの上に、そのまま置いてしまうと、そこにも付いてしまう。
これは、アジサイや桜、キンモクセイなどの広葉樹は、枝が枯れたり、切られたりした跡に、癒傷組織(読み:ゆしょうそしき カルスとも言う)を作って、傷口をふさぎます。
それに対して、コニファーやマツ、モミの木(クリスマスツリーに使われる木)などの針葉樹は、カルスが乾燥に弱くて、すぐに死んでしまう。
ですから、ヤニをたくさん出して、病原菌の侵入を防ぎます。写真1,2のベタベタするジェル状の正体がヤニです。
写真3は、1日コニファーの剪定を行なった手袋とのこぎりです。新品を使うと、ちょっと、もったいないかな?という感じでしょう。
木にとって、このヤニは、生きていく上で、大変重要な習性で、誰が切っても、必ず出ます。ヤニが出ることを知っていれば、事前に適切な準備ができるはずです。
コニファーの剪定には、ベタベタするジェル状のヤニに注意して、サッパリさせてください。